going my way in Nepal

going my way with Nepal

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言語の話①

ネパールには100以上もの言語がある。

公用語のネパール語を母語とするのは国の人口の半分以下、48%。

たくさんある民族のそれぞれが独自の言語を母語としている。

 

これはネパールに来る前にも見てた情報だけど、実際に来てみるとこの事実の奥深さというか、この中にたくさんのネパール文化が詰まってることを感じる。

 

ネパールについて話すとき「ネパールでは」って一概に言えない。

村や民族や地域が違ったら全く違った文化を持ってるし、私がここで書いてることも人によっては当てはまらないことがたくさんある。

だから私が書くことは私が滞在してる村での話やカトマンズでの知り合いの話であって、ネパール全部がそうっていう訳ではないことを忘れないでほしい!

 

私の滞在する村は9割がタマンっていう民族。

学校のほとんどの子の名字がTamang。彼らの母語はタマン語。

ちなみに方言とかではなくネパール語とはまったく違う言語。

 

 

家でもずっとタマン語で話して、ネパール語は学校に通って初めて学ぶ。f:id:tomomi101493:20160705203733j:plain

日本からしたら小学校から学び始める第二言語って聞いたらしっかり話せるか不安になるよね。

でもどうやらネパール語には問題ないらしい。

ここはカトマンズから比較的近いのもあるし、ネパール語のテレビを見てるっていうのもあるかもね。

学校の授業は全てネパール語。

 

このノリで英語も学べるんじゃない?っていう考えを使ってるのが私立で、カトマンズの私立学校は国語の授業以外は全部英語。

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幼稚園から英語で会話をスタート。英語のフレーズをそれぞれ暗唱してた。

 

カトマンズのほとんどの人たちはネパール語が母語だから、ネパール語も英語も堪能。

それに比べて村ではネパール語が第二言語にあたって、英語のレベルはかなり低い。

英語の先生もあまり話せない。

 

 

カトマンズで育った人の多くは英語がペラペラ。

ネパール語を書くことに関しては村の子の方が上手いかもしれない、って言う人もいた。面白いな〜

ただやっぱりカトマンズから離れた山奥でテレビもないようなところではネパール語が通じない場所もたくさんある。

 

ネパール語勉強中だけど、すぐ英語に頼ってしまう癖をどうにかしたい・・・

ネパール語もタマン語も生徒や先生から教えてもらって頑張ります。

 

 

 

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