going my way in Nepal

going my way with Nepal

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ネパールの17歳

ネパール人は家族が大好き。

毎日の生活の中で家族との時間を本当に大切にする。

 

職場の人がある日、

「どうしよう、今週毎日夜が外食で3日間も家族と食べてない」って言う。

ちなみに彼は自宅の電話番号をHeavenって登録してる。

 

カトマンズの多くの人は家族みんなで住んでいて一人暮らしは少ない。

「家族と離れて住むのなんて考えられない」っていう人が多い。

 

でも実際にいろんな人の話を聞くと、家族の一員が勉強や就労目的で海外に住んでるという人がたくさんいる。(この話はまた次回)

 

 

カトマンズでは家や職場でお手伝いさんがいるのは珍しくない。

掃除をしたり、料理をしたり、お茶を出したり。

こういうお手伝いさんの多くは村出身の人が多い。

 

大家さんのお手伝いさんのうち1人の女の子は18歳。

Secondary schoolを卒業(10年生)後に行くカレッジのほとんどが都会にしかない。

だからカトマンズでお手伝いさんをやりながら学校に通う。

そんな子がたくさんいる。

 

村で生まれ育ち、家族から離れたカトマンズで他人の食事を作ったり掃除をしたりして働きながら学校に通う17歳。

家族が大好きなネパール人でも家族と離れて、一人でカトマンズに出てきてそれなりの責任感を背負ってて立派だなって思う。

 

それでもそうやって仕事と学校を両立させて、大学まで行っても、結局大企業で働くのはカトマンズ出身の裕福層が多いんだよね。

やっぱり中等教育までを村でやるか、カトマンズの私立でやるかで統一試験の点数も変わってくるし、それが将来まで響いていく。

 

うーむ。

結論が出ない話題。

なんとなく自分の意見は述べずに終わろうと思う、今回の記事。