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going my way with Nepal

見ること聞くこと、すべてが新しいもの。もっと知りたい、もっと知ってほしい。

チトワン④ジャングルで家族が襲われかけた

・ジャングルウォーク

大自然の中をたくさんの野生動物が放浪するチトワンのジャングル。

そのジャングルを自分の足で歩いて自然と触れ合う。

触れ合いがリアルすぎて、危うく襲われそうになった話。

 

一応公園の中は道があってそこを歩くるのだけど、ガイドさんがちょっとこっち行ってみよう、って道をそれて森の中に入っていった。

エレファントサファリの時みたいにたくさんのシカを見れるまでは良かった。

 

ちょっとすると「ギィヨオォーーーガオォーー」みたいなジュラシックパークの恐竜みたいな声が聞こえて、ガイドさんらの顔が真剣になって

「やばいぞ、走れ、あの木の後ろに隠れるんだ、いや、違う、あっちの木の方が大きい、あっちだ、FAST FAST RUN RUN RUN RUN RUN!!!!!」って叫び始めて、全員パニック状態。

 

どうやらオスのサイの喧嘩に遭遇したらしい。

見える距離ではなかったけれど、彼らはかなり凶暴。

木に隠れてサイの声を聞きながらリアルジュラパだ、なんて考えながらしばらく待った。

「さあ、もう大丈夫だ、いくぞ。」

再び歩き出すけど、サイがいた方向に歩き出す。

いや、今泣き止んだばかりだよ、普通だったら引き返すでしょ。

ガイドさんらは真剣な顔をしながらも目がキラキラしてて内心楽しんでるのが分かった。

 

しばらく歩いて道に出ると、まだ出来たてほやほやのサイの足跡があった。

「さっき喧嘩してた一頭のサイはあっちの方に逃げて行ったんだ。」

そこから数分後、はっきり覚えてないけど、とにかくガイドさんが叫び始めて気付いたら15m先くらいに道をふさいでサイが立ってて、頭を私たちに向けてこっちをじっと睨んでた。

私は1秒くらいしか見なかったけど、今でもあの光景は鮮明に覚えてる。

 

これはマジでやばいと思った。

一瞬だけ、今すごくいい写真が撮れるだろうなと思ったけど、ガイドさんの目の見開いた顔を見て、その考えはすぐに消えた。

 

私は自分の背丈よりも高い草の茂みの中に走っていくガイドさんにぴったりついて走った。

家族が着いてきてるか確認するために後ろを振り向いたら、

逃げ道の草むらの上にお母さんが顔面から大の字に倒れてた。

お姉ちゃんがその上を跨ごうとしてた。

私はとにかく側の大きい木に走った。

 

よく心理テストで、家族全員で死にそうな場面で、自分を犠牲にして家族を助けるか、ってあるけど、今回分かった。

私は助けない。そしてお姉ちゃんも助けない。

お父さんは倒れてたお母さんを助けたらしい。

お母さんは心理テストで「助ける」って答える派だけど、現実ではお母さんが助ける側にいることは少ないような気がした。

 

そんなこんなで全員茂みの中に隠れてガイドさんらが持ってた木の棒で木や草を叩いてひたすら声を出してサイを追い払った。

ガイドさんらのオッケーが聞こえて体の力が一気に抜けて、誰も何も言わなかったけど、とにかくみんなで笑った。

終わってみると面白かったけど、その時は恐怖を追い払うために笑ってたかな。

 

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みんな無事だったよ、の図。

このくまさんみたいなガイドさん、包容力があって頼もしかった。

 

この経験を経て、私の家族はさらに絆が深まった。

私たち4人の人生の中でもすごく記憶に残る出来事。4人で経験できて良かった。

 

こんな一生涯の経験をさせてもらったチトワン、全力でオススメ!

でもいろいろ無防備すぎて日本人的感覚ではどうなんだろうとも思う。

ちなみにこのウォーキングサファリもJTBはやらないらしい。

 

リスクを取るかは自分次第。

 

国立公園でこの安全管理の危うさと無防備さには驚かされるけど、だからこそ見て経験できたことがたくさんあって、さすがネパールだなって思わされた。

 

チトワン、私の家族に素敵な思い出をありがとう。

 

 

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