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ネパール地震から変わったものはなんだろう。

2015年4月25日に起こったネパール大地震。

 

あれから1年4ヶ月が経って、復興は進んでいるのだけれども、進むべきところまでは進んでない。

 

震源地であったシンドパルチョーク郡、カトマンズから約5時間。

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学校には仮設が建っているものの教師の机や椅子を含んだ瓦礫の山が未だにあって、片付く気配もない。

カトマンズ市内でもまだ瓦礫はたくさん見られるが、やっぱり村の方ではほとんどの瓦礫がそのまま放置されている。

 

地震で崩壊した家はたくさんの国際機関などの援助があってトタンの仮設住居が建てられた。

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ただ「仮設」って言ってもいつまで仮設なんだろう。

もはや仮設ではなくて、このまま住み続けるんじゃないかな。

 

今回の地震でたくさんの家が崩壊したのを受けて、政府は建物の新しい耐震基準を作った。

基準通りに立てるには今までよりもお金が必要。

だから結局そのお金が出せずに今までの基準のままで家を建てる人も多い。

でもまたいつか大きな地震が来たら崩れてしまう。

どうせお金を出してまた崩れてしまうなら建てない方が良い、と考えるのも無理がない。

 

基準通りの家を建てるには政府から20万ルピーの援助が出るらしい。

でも、そもそもその値段を払えない人が山ほどいるんだから、そっちにお金を回すべきなんじゃないかな。

 

今建っているトタンの家だって、国際機関の援助であって、政府が支給したものではないらしい。

じゃあ政府は一体何をしたの?って聞いても「さあね」としか答えないネパール人。

誰も政府をあてになんてしていない。

政府のお金は一体どこに行ってるのか。

たくさんの寄付金はどこに行ってるのか。

 

やっぱり政府がしっかりしていないと国はどうにも変わらないね。

とにかくインフラがどうにか整ってもらわないとそこからの発展も難しい。

 

まだまだ問題は山積み。

 

 

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