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going my way with Nepal

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Gurung民族の結婚式③ 3日間の結婚式

いよいよ結婚式!って言っても式は何日かに渡る。

新郎さんの実家は私が行ったラムジュン。

新婦さんの実家はインド側の平地が広がるチトワン。

 

グルン民族の結婚式

Day 1. 新郎さんと家族の男性陣は新婦さんの実家に行き、新婦さん側の披露宴に出席。

Day 2. 新婦さんを連れて新郎さんの実家へ戻る。

Day 3. 新郎さんの実家で結婚式。

 

今では車を使ってラムジュンからチトワンまで5時間ほどで行けるけど、昔はどれだけ遠くても全て徒歩でやってたんだよね。

 

Day 1

この日は4時から準備よ!って言われてたけど、結局みんな5時過ぎにごそごそし始めて、6時前に外からのラッパとhornの爆音で起こされる。

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女性陣はお化粧してサリーを着て準備。

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私もサリーではないけどクルタを着させてもらう。

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いよいよ新郎さんをチトワンへ送り出す。

植物やお札でできた首飾りと、おでこにお米のティカをもらう。

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家から村を出て行くまではおんぶしてもらって行く。

 

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女性陣は家からお見送りをして、男性陣はここからチトワンへの長旅が始まる。

私は村を出て行くところまで見届けに行った。

10分程後に家に戻ったらついさっきまでサリーでキラキラしてた女性陣が早々と普段着に着替えてごろごろしてるからびっくり。

 

女性だけが残った家ではこの日も準備が続く。

 

夜は女性限定で伝統ダンス。

結婚式の数日間のダンスは全て同じメロディーでいろんな歌詞で歌って踊る。

みんなで座って歌い、1〜3人の女性が中心で踊り、疲れたら次の人が踊る。

 

この日の夜のダンスは女性しか参加できない。

伝統的なダンスだから真面目にやるものかと思ってたら、男装した人が登場して、踊りながらズボンを下ろしてくっつけてたバナナをお披露目。

みんな大爆笑。

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このパフォーマンスは女性限定のダンスのお決まりなんだって。

 

最終的にダンスは深夜2時くらいまで続いた。徹夜してやることもあるらしい。

 

 

ネパールでハプニングは日常茶飯事。

男性陣はチトワンへの道中で土砂崩れに影響されてほぼ一日足止めをくらった。

チトワンに到着したのは深夜過ぎで、準備されてた食事は全て台無しに。

大変だけど、どうしようもない。

”This is Nepal”って言ってみんな現実を受け入れるしかない。

 

Day 2

この日は新郎新婦の到着。

到着前から村はお祝いムード。

昼からまた音楽やダンスが始まり、お昼も村人みんなにご馳走。

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新郎新婦が到着するまで女性陣は歌って踊って待つ。

チトワンで遅れて披露宴をやったこともあって、新郎新婦がラムジュンに到着したのは深夜1時過ぎ。

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みんなに歓迎されて新郎新婦は家に入り、親戚からティカ、お金、プレゼントなどを受け取る。

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Day 3

結婚式メインの日。お昼からスタート。

まずは近い親戚の人?に新郎新婦が一人一人に挨拶をし、ギフトのショールを渡し、ご飯を食べる。

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その後、新郎新婦を含め、その他の人が順番に食事をとる。

新郎新婦さん、疲れ切ってる?

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ダルバート(豆スープとご飯)とやっぱりお祝いにはたくさんのお肉!ヤギ肉!

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食後はまた踊る。


Gurung wedding dance

今回は男性も見に来て、踊ってる女性にお金をあげる。

そのお金は村へ寄付される。

 

そして家に移動してまたひたすら踊る。

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夜も当然、、、踊る!

でも今回は村の子ども達がメインとなってダンスをお披露目。

グルンの民族衣装を着て民族ダンスをしたり、ネパールのポップミュージックで踊ったり。

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ネパールではダンスはネパール文化の大きな一部で、みんなすごく上手。

 

そしてその後もまたまた、、、踊る!!!

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今回は締めの踊り。ここでは初めて男性陣が歌って踊る。

式当日の料理を担当するのは村の男性陣。

「もう厨房は閉まって祝いも終わりですよ」っていう歌らしい。

 

ひと段落つくとパラパラ人が帰って行き、若い人たちが残ってポップミュージックに切り替えて深夜過ぎまで楽しく踊ってお開き。

 

 

ネパールでの結婚式、踊るのは分かってたけどこんなに踊るとは思ってなかった。

今までいろんなフェスティバルで踊りをたくさん見てきて、みんな楽しくて好きだから踊ると思ってたけど、今回の結婚式での踊りは祈りのために踊ってるのを感じた。

グルン民族は家族が亡くなった時にも踊る。

いろんな目的と意味を持って踊る。すごく興味深い。

代々受け継がれてきた歌と踊り。村から出て行く人が多くなって、少しづつ文化が忘れられていく。

今の若者で伝統的なダンスを学びたいと言う人は少なくて、文化を受け継いでいく人がいない。

知り合いのお父さんはこの状況をどうにか救いたくて、仕事が忙しい中でドキュメンタリーを作って文化を保存しようとしてる。

こういう誰かの働きがないと、形のない文化ってこの世から完全になくなっちゃう。

今のネパールではどれだけの文化が絶滅危惧にあるんだろう。

 

誰か、ネパールの魅力が薄れてしまわないように、ネパールがネパールであり続けるために、行動したい人いないかな?

 

 

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