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愛情溢れる校長先生のいる学校

オフィスのお手伝いさんの娘さんと仲良くなって、彼女の母校Sanskar Schoolを訪問。

この学校は幼稚園から10年生まである中級層の私立学校。

 

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この日はちょうど試験期間。

ネパールの多くの学校では私立も公立も試験は1科目2時間半から3時間。長い。

試験期間は1日1科目で試験が終わったら帰宅。

 

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この問題は4年生の社会だけど、1時間でも解けそうな気がしないでもない。

 

 

試験は幼稚園を含めて全校生徒で行われる。

日本の小学校ではそれぞれの教科でテストがあるだけだよね。

これが2週間とかに渡って毎日3時間のテストはなかなかだね。

幼稚園までも試験があのはびっくりしたね。

問題を見せてもらったら「Write the names of the 7 days of the week」「Write the numbers from 1 to 50 and circle the prime numbers」と色塗り。

 

私立は幼稚園からall英語。

問題が英語なだけで日本スタンダードではレベルが高いと感じてしまう。

 

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試験の初めだけクラスに座ったけど、みんな静かに真面目にやってた。

私の村の学校の試験はどうなるのだろうか・・・と不安になったり。

普段の授業でもみんなで話して写しあって自分で静かに問題を解くってことがないからね。トホホ

 

でも驚いたことが一つ。

テスト中に隣のクラスからハッピーバースデーの歌が聞こえてきた。

全クラステストのはずだけど隣は違うのかなーって思ってたら女の子が私たちの教室に入ってきて、生徒が一斉にハッピーバースデーの歌を歌い始めてその女の子が先生と私にキャンディーをくれて教室から出て行った。

何もなかったかのように生徒たちはテストに戻る。

 

私が驚いた顔してるから先生が”It’s her birthday”って笑顔で教えてくれる。

いや、でしょうね!!何の説明にもなってない。

 

 

私立はいろいろルールが厳しいってことを聞くからそれについて聞いてみると、

・朝の朝礼に遅れてきたら家に帰される。

・宿題を忘れたら家に帰される。

らしい。大胆だね。

私の村の学校では先生も遅れて学校に来るのに…

私立の子どもたちの親御さんはそれなりに子どもの教育に関心があるだろうから学校から家に帰されたら家でも指導があるんだろうね。

村だったら「あら、今日帰ってくるの早いわね。じゃあちょっと水汲みに行って」みたいな感じで、子どもたちによっては罰と感じない子が多いかも。

 

 

そんなこんなで、校長先生とお話し。

校長先生は本当にいい人で、村の方の出身で、教育がどれだけ大切かっていうのを理解して、この学校の子どもたちのために全力を尽くしたいっていうのが伝わってきた。

校長先生は生徒を愛してるし、生徒も校長先生を愛してる。

校長先生は先生を信頼してるし、先生も校長先生を信頼してる。

すごくいい環境だった。

日本でもこういった環境が少し見て話て、すぐ感じられる学校って少ない気がする。

校長先生の想いがしっかりみんなに伝わってて、その想いによってみんなが一緒になってる感じ。

 

そんな素敵な校長先生がやってるもう一つのprimary schoolにも誘ってもらったので明日から行ってくる!

 

 

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