going my way in Nepal

going my way with Nepal

見ること聞くこと、すべてが新しいもの。もっと知りたい、もっと知ってほしい。

すべての始まり。

ネパールに初めて来たのが、ちょうど1年前の今頃。

 

5日間の短い滞在。

ネパールってどこだっけ、から始まって、その2週間後に大学を休んでネパールに行った。

帰国時には「私絶対ネパールに帰ってきます!」って言って飛行機に乗った。

その3ヶ月後には同じ場所に戻ってきて、今、ここにいる。

 

1年前の今頃は凄まじい数週間を過ごしてたな。

 

ある人との出会いが、全てのきっかけ。

マジでパワフルで、誰にも止められない突破力を持っていて、それに加えて鋭い洞察力と行動力を持ち合わせてるから、目に見える成果を着実に出して教育を変えていってる人。

本当に半端じゃない。半端をとっくに通り越して、突っ走っちゃう人。

 

そんな人に魅せられて、私も一緒に突っ走りたい!ってなってしまった。

そこから色々ヒートアップして、その後1週間の間に3回くらい将来の進路が変わって、とりあえずネパール行ってみようってなった。

 

 

自分は、すぐに逃げ出したくなる癖がある。

 

部活辞めたい。

研究室辞めたい。

大学辞めたい。

 

辞めたいって思ったのにもそれなりの理由があって、あの頃は毎日一人で家で泣いてた。

 

それでも今となったら、なんであんなにくよくよしてたんだろうって思っちゃう。

その時は本当にどうしようもなくて、あの頃の自分にかけられる声は今でも見つからない。

でも一旦乗り越えたら、そういえばあんなことあったなーで終わる。

 

もうあれほど辛いことはないだろう、って思ってたら、それ以上に辛いことがすぐに出てくるから、人生面白い。

どんどん高くて太い壁が前に前に待ってる。

だから、あの時の自分は甘かったな、って毎度振り返る羽目になる。

 

でもね、自分の人生の中で一番辛かった時期が大学時代にあって、ちょっと休憩は取ったけど、それでも部活も同期と引退して、研究室もやり通して、大学も卒業できた。

 

まっすぐ前を向いてやり通せなかった自分が情けなかったけど、「それでも全部やりきったことには変わりない」ってある知り合いから言われて、自分の大学時代をもうちょっとポジティブに見ようと思った。

 

大学1日目から辞めたいって思ってたけど、結局全部やり通せた。

逆に全部投げ捨ててたら、どこにいたかは分かんないけど、ここにはいなかった。

 

辛い想いをして全てをやり抜いたことは、自分にとって本当に大きな財産かな。

この経験があるから、今の自分がある。

この経験があるから、たくさんの人にかけられる声が自分にあって、それが理由で自分の周りに素敵な人がたくさんいてくれてる。

 

このネパールでの滞在が、私をまっすぐに強くさせてくれてる気がする。

自分は何をすることが好きなのか、これから何をしていきたいのか、前まで答えられなかったことがちょっとずつ分かってきた。

 

自分と同じ経験・バックグラウンドを持った人は絶対にいない。

だからこそ自分にしかできないことをしないとなって思う。

改めて自分の価値を見出したというか。

この考えを持つことで、今までだったら不安に思ったことに対して、自信を持ってトライしていける。自分にしかない経験値を得るために。

 

1年前のあの出会いで、今までで一番自分の将来にワクワクした。

それがネパールに繋がって、今では漠然とワクワクした感情だけでなくて、自分の経験をどうやって繋げられるかを具体的に考えられるようになった。

 

まだ答えは見つかってないし、日本に帰ってからまた大きな壁が待ってる。

でもそれも乗り越えた経験を含めて自分がどんな新しいことに挑戦していけるかを考えると、何事にも頑張れる気がする。

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ダンニャバード。ネパール語でありがとう。

 

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