光のお祭りティハール①
ダサインに続くフェスティバルTihar。
ティハールは5日間のお祭り。
ティハール
Day1. カラスにプジャ
Day2. 犬にプジャ
Day3. 牛と女神ラクシミにプジャ
Day4. 自分にプジャ(ネワール族)
Day5. Bhai Tika 兄妹にティカ
ティハールはいつも行ってるカブレの家族と一緒に過ごしたよ。
そこはタマン族で仏教。民族によって祝い方も異なる。
厳密に言うとティハールはヒンズー教の祝いだけど、たくさんの民族がネパールのお祭りとして祝う。
Day1. カラスにプジャ
カラスはヒンズー教で悲しみを表すもの。
悲しみや死を避けるためにこの日はカラス用に家の外に食べ物を置く。
日本でもカラスは不吉とされるけど、そのカラスにわざわざご馳走を与えるって面白いよね。
Day2. 犬にプジャ
ヒンズー教において犬についてあまり聞いたことないけど、なんか大切な存在らしい。
ネパールは野良犬がたくさん。
最初は噛まれて狂犬病になるんじゃないかって心配したけど、喧嘩してる犬じゃなければみんな穏やかだし、歩いてると尻尾を振ってついてくるのもいる。
この日は飼い犬だけじゃなくて野良犬もしっかりプジャを受ける。
カブレでも畑で発見。
ティハールはfestival of lightsとも呼ばれて、家を電気や花で飾る。
ちなみにネパールでは毎日ある計画停電がティハール期間はネパール全土でなくなる。
特に村ではインバーターがあるわけでもないから停電になれば真っ暗で懐中電灯で過ごすしかない。
慣れると苦にならないけど、やっぱり電気がずっとあるって便利。
飾りのために花を取りに行く。
ネパール定番の花の飾り、マラ。
宿題をやりたくないから手伝うイープ。
お家の飾り付け。
Day3. 牛と女神ラクシミにプジャ
お家いた牛さんはダサインで食べられてしまったからプジャはなし。
その代わりと言ってはなんだけど、ダサインから干してあった肉を調理して食べたよ。
夜はラクシミプジャ。
ラクシミは富の神様で、家の入り口や窓を電気やキャンドルで飾ることでラクシミを迎え入れる。
夜は子ども達は近所の家を回ってDeusiの歌を歌う。
家の人は子ども達が来たらキャンドル、お米、お金、フルーツ、セルロッティーを乗せたお皿を準備して子ども達に渡す。
それぞれの家に幸福が訪れることを願って歌うのが本来の目的。
でも子ども達はそれぞれの家でもらえるお金が目当て。
家の人も子ども達が来ると、「来たか・・・めんどくさいな」みたいな表情でお皿を準備する。
カトマンズでは家単位で1000円以上くれるところが多いけど、村の方ではだいたい100円以下。
暗闇をひたすら歩き、隣接するいくつかの村を回った結果、一人ずつ150円ゲット。それでも喜ぶ子ども達。
カトマンズの子ども達ではこうはいかないんだろうな〜
Day4. Self puja(ネワール族)
4日目は自分にプジャ。これはネワール族だけ。
この日は民族によって祝い方が異なる。タマン族の家族はこの日は何もせず。
Self respectとして自分にプジャをするmha puja。
家族みんなで横に一列になって自分にティカをつけて、いろんな色のティカで花のデコレーション(マンダラ)を描く。
カトマンズの私のネワール族の大家さん曰くこれを描くのはネワール族だけだって言ってたけど、今は、特に都会の方ではティハールの定番としてみんな楽しみ&ラクシミプジャの一部として家の前に描いてる気がする。
Day5. Bhai Tika 兄妹にティカ
5日目はティハールのメインの日、バイティカ。
長くなっちゃったからバイティカについては次の記事で!